過去の議会での質問はこちら >>
静岡県議会議員

市川秀之 ごあいさつ
令和6年が始まりました。
元日の夕方に最大震度7の「令和6年能登半島地震」が発生し、大変多くの被害がでております。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

さて、この1月1日より浜松市では平成17年7月1日の合併後初の大きな変革点となる「行政区の再編」が行われ、私たちの住む地域は浜北区と北区の大部分が統合されて「浜名区」となりました。これまでの行政区からより広い行政区となることは、今後の行政の施策展開やサービス面で様々な変化が起こることが考えられます。

浜名区の西は愛知県との県境で東は天竜川とエリアが広く、森林地域から浜名湖沿岸地域、新都田などの工業地域、農業地域に加え、住宅街やショッピングタウンなど幅広い特性を持つ地域です。こうした特性と恵まれた豊かな資源を基盤に農林水産業から商工業、観光やサービス業など幅広い産業が集積しています。大きな行政区になることは、様々な地域の特色を融合させることにつながり、そのことによる化学反応や相乗効果がメリットとして期待できます。

行政における政策の決定は様々な面を考慮して行われますが、緊急性を除いた場合、大きな政策遂行の方向性として産業の育成・支援が挙げられます。産業を興し成長させることは地域に雇用を生み、富を作ります。もちろんこの富は福祉や教育、インフラの整備に使うことにつながります。そしてほかの地域からの移住や定住を促進し消費を拡大させて地域経済を活性化させ、更なる新たな産業を生み出します。この好循環を地道にしっかりと作っていく施策を立案し実行することが市長や議員の仕事であり、今後私たちの住む浜名区をより豊かに発展させていくことにつながっていくと考えています。

市町村合併や行政区域の再編はこれまでも何度も行われてきました。今から68年前、1956年には5つの村が集まり浜北町が誕生しました。それまではあら玉地区が引佐郡の一部であったなど、古くからこの地域が同じ行政圏・経済圏として密接につながっていたことがわかります。「故きを温ねて新しきを知る」と申します。浜名区の今日に至る行政区の歴史や経過をこの機会にたどるのも興味深いと思います。
市川秀之事務所

〒434-0013 静岡県浜松市浜名区永島577
TEL:053-443-8700 FAX:053-443-8703


Copyright(c) 市川秀之 All Rights Reserved.