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「防衛議員連盟」陸上自衛隊 青森駐屯地 第9師団
2019/09/13
 青森駐屯地第9師団の装備品には降雪地域特有のものがあります。また、雪中での訓練も定期的に行われ、冬季の活動に備えております。地域的な特性から原子力施設等の重要施設が多数あり、警察と連携した施設警備訓練も行われています。災害支援活動に関しては、様々な災害に対する経験を有し、特に東日本大震災時には大規模な救援活動を実施しているため、多くのノウハウを備えております。
 災害支援活動を円滑に実施するには、日頃の訓練と関係各所との連携が必要不可欠です。東北方面隊では2008年より、宮城沖地震を想定した訓練「みちのくアラート」が実施されていました。これにより、関係自治体との迅速な調整、各関係機関との連携強化、初動対処部隊の出発準備の迅速化などが図られ、東日本大震災時の対応にも大きく反映されました。静岡県は震災が想定されている地域であり、その対策は進められていますが、自衛隊等による支援活動の受入体制及び関係各所との連携は再度確認する必要があるのではないかと思います。
 災害への対応は、発生前の対策とともに発生後の復興支援も重要であります。現在、静岡県の地域特性等を考慮した独自ガイドラインの構築も進められていますが、これまで国内で蓄積された様々なノウハウも参考に、支援要請等も含めた総合的なガイドラインの構築と、地域自衛隊等との連携訓練の実施が望まれます。


 今回の東北方面への視察全般を通し、国家・国民のために昼夜をたがわず任務にあたっていただいている自衛隊の方々に対し深く感謝と尊敬の念を覚えました。第2次世界大戦が終わって74年が経ちます。憲法や自衛隊の在り方についていろいろなご意見があることは承知していますが、そろそろしっかりと議論をする時期に来ているのではないかと考えます。

「防衛議員連盟」航空自衛隊 北方面隊 三沢基地
2019/09/12
 米ソを中心とした東西の冷戦時代においてソ連軍の領空侵犯に対し年間約300回程度のスクランブル発進(戦闘機の緊急発進)が行われていました。冷戦の終結後は10分の1程度まで減っていましたが、日本の尖閣諸島の国有化以降、中国軍機の領空侵犯がたびたび発生するようになりました。またそれに呼応するかのようにロシア軍の爆撃機・戦闘機も頻繁に現れるようになってきて、ここ10年ほどは冷戦時代をしのぐ回数のスクランブル発進が行われているとのことです。近年では中国軍とロシア軍がオホーツク海で共同軍事演習を行うようになったとの話も伺いました。本県に近い八丈島や紀伊半島付近の上空にも長距離爆撃機が通過しており、八丈島通過の際に今年度は2回も領空侵犯を犯しているそうです。隊員は昼夜を問わず5分以内に2機編成で離陸できるよう待機しており、多い日は1日に10回近くスクランブル発進することもあるということです。あまり報道をされていないため一般には伝わっていませんが、日本の領土や領海・領空を守り、ひいては国民の生命・財産を守るために大変なご苦労をされて日々を過ごしています。

 また、隊員の人的な不足が恒常化しており自衛隊員の成り手不足が問題となってきています。我々防衛議員連盟の所属議員としても、今後の政治活動や地域活動において、国防の重要性および自衛隊の活躍や優秀な能力を説き、若い世代の憧れとなるようなPRを展開していきたいと考えます。

「防衛議員連盟」海上自衛隊 大湊地方総監部
2019/09/11
青森県は国内では唯一「陸・海・空」の自衛隊の基地がすべてそろっており、北部方面の防衛上の要衝です。今回3日間にわたり、現地視察の機会を得ました。

 海上自衛隊隊員の皆さんは、隣国からの国防の脅威が高まりを見せる中、警備・監視等の任務はもちろんのこと、大規模災害時における災害派遣支援や地域振興を図るための地域交流を行うなど、活動は多岐に亘っております。
 災害派遣支援については、要請型支援から提案型支援に方針が転換されたとのことです。このことで、発災後の迅速な被災者支援が可能となり、近年災害が大規模化する中にあって国民として大変心強く感じると同時に、派遣時の留守家族に対し自治体と連携して支える仕組みづくりが行われていることにも先進的な取り組みであると感心いたしました。
 自衛隊の任務が多様化する中、自衛隊員の確保や人材育成は非常に重要なことであり、県議会議員としてしっかり支援をしていく必要があると感じました。

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